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フェライトコアのお遊び(5)

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かってループアンテナの実験で作ったコイルの残骸のインダクタンスを計測してみました。コアの素材は表題の「フェライト」ではありませんが、カーボニル鉄系のT200-2で、巻き数は136回のものです。トロ活こと定本トロイダル・コア活用百科などにも出ていますが、このコアのAL値、つまり100回巻きあたりのインダクタンスは120μHなので、巻き数の2乗に比例させて136回巻きをJR6BIJの自動計算で算出してもらうと「221.952 μH」となります。ちょっと写真では見づらいのですが、実測値は「221.713μH」でかなりイイ線にいっていると思います。


このコイルを使って531kHz~1701kHzをカバーしようとすると、必要なキャパシタンスは先ほどの自動計算のページより405.191pF~39.486pFとなります。430pF程度のバリコンをジャンクで買ってくれば、インピーダンスはともかくも一応は中波帯をカバーできるわけです。おっと今はバリキャップの時代ですか!?


さて前からたびたび書いていますが、455kHz、インピーダンス2kΩのセラミックフィルタ用にFCZのIFTの代わりをさせようとすると、こちらの電子回路の計算式より700μH、175pF程度の組み合わせとなります。T200-#2に目一杯巻いてもたかが221μHしか得られないので、#2材でこのIFTを作るのは非現実的と言わざるを得ません。もちろん多段に重ねて、線材を細くすれば実現できるかも知れませんが、私は御免こうむりたいです(笑)。まぁそれに近いことを足ラミさんにやらせたのは誰かと言われるとつらいですが(大笑)


それでどーしてもカーボニル鉄系でIFTを作りたかったら、#2材よりも高い透磁率の#1、#15、#3か#26系の材料を使うことになります。その代表的な型番で700μHを得る巻き数を計算してみると、...


T184-#1 118 回巻、線材(JIS径)は 0.55 mm以下

T184-#3 99 回巻、線材(JIS径)は 0.65 mm以下

T184-#26 65 回巻、線材(JIS径)は 1 mm以下、となります。


世の中「T***-#*」ばかりでもありませんが、ポピュラーなところではこんな感じになります。さてさて、カーボニル鉄系にこだわるか、別にFCZでいいじゃないとなるかは、ユーザーのこだわり度しだいでしょうか。
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