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デルタフラッグアンテナ(3)

アンテナは与えられた敷地内で「張れるものを張る」、ただそれだけなので行きあたりばったりでも
よいのですが、事前に机上計算しておけば、暑いさなかに屋外労働をする時間も短くて済みますし、
必要な材料もムダなく揃えられるというものです。

最初は道路と並行にmax20mの底辺で検討を始めます。
底辺の長さはmax20mに対して、両端を各1m絶縁ロープで展帳するため18mとします。
高さは8mからスタートして、適切なところを解析します。
次の図は、アンテナシミュレーションソフトMMANAで描いたものです。

Delta-Flag18mx8m.jpg

底辺が18mということは、高さが15.59mの時に正三角形となります。
それに対して高さが8mですから、随分ひしゃげた二等辺三角形というべき形です。
これを1mずつ高さを上げてゆきますと、得られるデータはこんな感じになります。
条件:周波数は1000kHz、マッチング優先

高さ  終端抵抗  R   jx      利得      F/B
------------------------------------------------------
8m   934.9Ω  936.9Ω+0.009  -35.87dBi  -21.39dB
9m   949.2Ω  951.2Ω-0.009  -34.83dBi  -21.90dB
10m   962.2Ω  964.3Ω+0.019  -33.88dBi  -25.16dB
11m   975.0Ω  977.2Ω+0.058  -33.00dBi  -27.20dB
12m   986.9Ω  989.6Ω+0.742  -32.20dBi  -29.54dB
13m   998.9Ω  1002.0Ω+1.307  -31.45dBi  -32.20dB
14m   1008.5Ω  1013.5Ω+4.539  -33.75dBi  -33.75dB
15m   1026.7Ω  1029.3Ω+0.032  -30.10dBi  -34.39dB
16m   1039.2Ω  1041.9Ω-0.026  -29.48dBi  -32.05dB
17m   1052.2Ω  1055.0Ω+0.025  -28.90dBi  -29.61dB
------------------------------------------------------
解析結果を見ると、前方利得は高さが高い方が有利です。
それに対してF/B比は正三角形となる、高さ15mが良いようです。

MMANAの最適化を使うと、例えば8m高でもF/B比を-32dBくらいにすることはできますが、
終端抵抗だけではマッチングのとれない状態となりますので、その場合は正三角形を維持しながら
ダウンサイジングすることになるのではと思います。
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[ 2011/07/27 20:44 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)
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