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CMC:コモンモードチョークの製作(3)

20110718(1).jpg

先日RSオンラインで購入したトロイダルコア、Fair-Riteの5978003801に同軸ケーブルRG-58A/UをW1JR巻き18回しました。
さすがに外径61mm(FT240相当)ともなりますと、この太さの同軸ケーブルを巻くことができます。
最終的には同軸ケーブルは、1.5D-QEVで巻きなおしをするのですが、実験段階で何回も巻きなおしをしますので
屈曲性で1.5Dよりも強いと思われるRG-58A/Uで代用しております。



20110718(2).jpg

スペアナのキャプチャ画面で赤い線が、先日の正体不明のリングコア×40連のものです。
そして青い線が本日実験の5978003801のものです。
ZCAT3035-1330でもそうでしたが、同軸ケーブルを丸い輪にして、コアの中を普通に4回通しで巻くと
この赤い線のように、わりと鋭いボトムが形成されやすいと感じました。
それに対して本日の実験では、線材は全く同じ同軸ケーブル(RG-58A/U)なのですが、巻き方がW1JR巻きにしてあります。
そのためW1JR巻きの特徴である、フラットな特性が出ていると見てよいかと思います。
本日の巻数18回と言うのは、先日の計算結果17.4回巻きを切り上げたもので、0.5MHzでのコモンモード阻止率を
-30dBと狙ってのものです。
自己共振と思われるゆるいボトムが800kHz付近にある影響で、500kHzでの減衰がちょっと不正確ですが、
400kHz~5MHzくらいにかけて-30dBをクリアできているようです。
この巻き数を参考にして、次はこのコアの2段でデータをとります。



20110718(3).jpg

このコアを2段にして同軸ケーブルを巻きこむのはなかなか大変ですので、ちょっと仕上がりが雑になっています。
巻数はシングルの時の18回に対して、ダブルでは16回にしました。あまりインダクタンスが上がりすぎると、
狙う周波数帯から下にズレてしまいます。これでもまだ下すぎるかも知れませんので、波形を見ながら、
巻数をあと2回少なくしてもよかったです。


20110718(4).jpg

波形はちょっと見づらいのですが緑色にしてあります。
サムネイルをクリックして、原寸でご覧になってください。
ボトムは840kHzで、減衰率は-47.4dBです。
9MHz付近でシングルコアと波形が重なるまでは、ダブルコアの威力発揮といったところでしょうか。
中波帯はおおむね-40dBの減衰となっていますが、たぶん受信ラインにこのセットを挿入しても
Perseusの画面上のノイズフロアーレベルは、全然変わらないのではないかと少し不安が。
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