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CMC:コモンモードチョークの製作(2)

さて、海のものとも山のものともわからない、なんて言ってたら始まらないので、素性を調べることにします。
Googleで5978003801を検索すれば、pdf化されたデータシートが多く出てきます。
その中から適当に選んだのがこれ

5978003801(1).jpg

このデータシートによれば、外径61.0±1.3、内径35.55±0.85、厚さ12.7±0.5、重さ106g
電気的な特性では、AL(nH)=3155±20%とあります。
AL値がnHでは、のちのち頭が換算でパニックを引き起こすので、今のうちにμHに変換しておきましょう。
3155nH=3.155μH
大きさや特性から、アミドンブランドで販売しているFT240-#78と同じもののようです。

さて、CMC:コモンモードチョークに要求される仕様のうち、どれくらいのインピーダンスを目安とするのか
という問題点があります。トロイダルコア活用百科によれば、それは3kΩ程度となっております。
50Ω系で3kΩの減衰量(コモンモードノイズ阻止量)はだいたい-30dB弱ですので、最低限としてこれを目標とします。

次にコモンモードノイズを阻止してほしい周波数帯を決めます。
私の場合は中波がメインで、たま~に短波のローバンドを聞くくらいですが、低域側に安全を見て多少のマージンを
持たせ、500kHz~7MHzを仮に使用周波数範囲とします。

f=0.5MHzで必要なインダクタンス(L)はL=Z/2πfより、
L=3000(Ω)/2*3.14*0.5(MHz)=955μH以上と計算することができます。
AL値が3.155μHでしたから、955μHを得るために必要な巻数は、
N(回巻)=√955/3.155=17.4

減衰率で-40dBを狙うのでしたら、31.77回巻きと計算されます。
しかしその分、低域側の周波数まで適用範囲が拡大され、逆に高域側が伸びなくなる可能性があります。
そのあたりはトレードオフになるので、必要により#43材などのコアで作ったCMCを直列接続する方法も
検討しなければなりません。
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