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守山送信所(3) 連隊からの要求補足

前回ご説明の、陸自第10混成団からの借地要請について、少し補足をしましょう。

3. 必要とする理由
  (1) 覚書による小幡射撃場分割にもとづく自衛隊側の用地内に設置は、技術的に困難である。

覚書とは「小幡射撃場分割のこと」で、昭和33年12月26日付けで、守山市内旧米軍基地
ならびに小幡が原射撃場を、防衛庁と守山市が払下を受けるにあたって取り交わした覚書です。

このうち、防衛庁が払下を受けた小幡が原射撃場の区域内に、送信所の設備を作ることは
「技術的に困難」であるから、守山市の市有地である守山市大字小幡北山2761の82を
貸してくれと要請しているわけです。

「技術的に困難」とは何か?
次の項目を再掲します。

(2) 守山駐とん地からの距離その他技術的検討の結果適地である。

防衛庁が払下を受けた小幡が原射撃場の区域は「距離」の問題で適していないと
言わんばかりの理由ですが、実は守山送信所と小幡が原射撃場はほぼ隣接地で
駐屯地からの距離も大差ありません。これは屁理屈でしょうね。

「技術的な問題」とは?
これはどこにも明示されていませんが、当時の一般的な考え方から、送信所は
周囲よりも1mでも標高の高いところに設置することにより、電波の到達距離が
伸びる、あるいは相手側に安定して届くという考え方です。
これはある意味では正しいのですが、実際に設置された守山送信所では
東側が丘陵になった斜面地ですので、どこまでこだわる必要があったのか疑問です。

おそらく払下を受けた旧小幡が原射撃場の使いみちとして、妙な鉄塔や電線が敷地内に
あると訓練の邪魔なので、送信所専用の用地が求められたのではないかと推察します。

つづく
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[ 2016/11/23 18:07 ] 自衛隊 | TB(0) | コメント(0)
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