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FMアンテナの設置(2)

前記事
11/11 FMアンテナの設置(1)


F-F8D取扱説明書2
取扱説明書の裏面

 この組立手順を参考に設置をしたわけなのですが、よく理解できないところが
ありました。まずマストの適応径が書かれていません。設置工事をするのは
ほとんどの場合はテレビアンテナ業者さんだと思います。なのでパイプの径は
25mmで当たり前なのでしょうけど、私にはわからないので結局は廃材の中から
現物あわせで使えるものを選び出しました。

 あとVの字に金属ステーでアンテナブームの水平を保持する構造なのですが、
ステーの固定位置が図示されていません。アンテナのブームをよく見たら、
赤い丸がペイントされていました。いや、その当時の電気屋さんだって、
普段はマスプロを使っていて、たまたま今回のヤギアンテナを使ったらきっと
最初は訳わからないと感じたことと思います。



F-F8D設置20181113
仮設状態のFMアンテナ

 こんな感じで仮設置を終えました。
エレメントは極薄のアルミで、ちょっとした力ですぐにたわんでしまいます。
それを修正しようとするとクラックが入りそうなのでちょっと躊躇われます。
75Ωの同軸ケーブルのストックが無いことに気が付いたので、週末にでも
ホームセンターで買ってきましょう。

つづく
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[ 2018/11/14 23:19 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

FMアンテナの設置(1)

F-F8D取扱説明書1
設置するFMアンテナの取扱説明書

 拙宅が20年以上前に引越しをした動機は、名東区の旧家が手狭になったからなのですが、
旧地で建て直しをしなかったのは土地が狭くて、必要な部屋数の確保が難しかったからです。
どうせ旧地を離れるのなら、勤務先への通勤に少しでも近くでと守山区を考えました。
私はアマチュア無線の開局以来ずっと50MHZが好きで、とりわけ9エリアとのQSOが
好きでした。それで宅地分譲地を探すときには、FM福井の周波数76.1MHzにカーラジオを
セットして、よく聞こえる場所を同時に調べた結果、当地に落ち着くことになったわけです。

 ところが当地は県域放送の巨大タワーが目視できる位置にあって、しかもそのときには
予想すらできなかった補間放送が三国山から送信される事態となり、WellbrookのALA-1530に
代表されるアクティブループアンテナではFM放送の遠距離受信は難しいものになってしまいました。
 今回重い腰を上げて、FM用アンテナを設置しましたので、その経過を自分の記憶のために
ブログに残しておきます。

 上の画像は購入したアンテナの取扱説明書です。
アンテナは八木アンテナのF-F8Dという型式で8エレメント(8素子)のタイプです。
取扱説明書の右下に小さな文字で「G-1458」とあります。
何年のものなのか即座には解読不明ですが、2014年ということはないと思います。
「G-1458」を逆から読んで1985年ならステレオセットの写真ともあいまって
そんなものかなとも思います。そんな古いものですが、未開封品が破格の2,000円で
手にはいったのも、何を今さらのFMアンテナ設置につながりました。

 昔はエアチェックという合言葉のもと、若者たちは音質の良いFM放送をこぞってカセットテープに
録音して、気に入った音楽や、番組のコレクションをしたものです。まだレンタルレコードなんて
なかった時代です。残しておきたい音楽番組が昼間の放送の場合には大げさなタイマーを
使って留守録までしました。今ではインターネットやスマホでFM放送が聞かれる時代に
なりました。それでもコミュニティFMや、サービスエリア外の放送局のネットラジオは
別のアプリを入れないと聞かれなかったり、あるいは有料になったりします。
だったら昔なつかしいスタイルで、アンテナ立てて聞こうかなのです。

続く
[ 2018/11/11 17:21 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

アンテナ再設置

花壇の縁石に寝かせて放置していたループアンテナが、やっぱりお邪魔になって
元のマストに再設置しました。
Active Loop Antenna ALA1530S+ Imperium というアンテナです。

気が向いたらPerseusに接続してみます。

20160821ala1530_i.jpg
[ 2016/08/17 15:26 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

2014年のはじまり

CL6DXX.jpg

2014年になりました
年に一度しか更新しないブログからアケオメでもあるまいですが、そんな私にも旧年中ご厚情を
賜りました皆様には厚くお礼申し上げます。
また、新しい年も引き続きご指導をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

さて、私はずぼら、いい加減なヤツなので、昨年やり残したことや、今年の目標を箇条書きするなんて
仕事上の業務命令でもされない限り、自ら進んで書こうとは思いません。
しかし逆説的に、どこかに白日の下、書いておかないと金輪際しようとも思わない悪癖なので、
以下メモ書きとして残しておきます。

写真のアンテナは私のアマチュア無線用のアンテナです。
もう5年も前から放置したままで、その間はひと声も出しておりません。
まあ、近年のハムは大なり小なりそんなものでしょう。
世の中のインフラ整備も進み、コミニュケーション手段としてのアマチュア無線は
一応の役目を終えつつあり、くだらないおしゃべりはスマホやメール、ラインに譲り、
スポーツ的な要素、コレクション的な要素、人によってはステイタスシンボル的な要素として
残っているのみかと。

で、私が5年くらい前にこのアンテナを塩漬けにした理由は、お向いさん宅にTVIを
出してしまったからです。
自宅ではナンにも出なかったし安心してたんですが。
お向いさん宅にお詫びと現場確認にお邪魔したら、アナログTVの時代でしたけど、
TVにゲーム機、オーディオなどのRCAケーブルが何系統か接続されていました。
対策としてはRCAケーブルにパッチンコアかなと思いましたが、自分のことを棚に上げて、
「コアを入れさせてくれ」もあるまいと思って、TVIが出ない1Wくらいで運用すればいいやと
引きさがったのがQRTのキッカケになってしまいました。

それに続いてちょっと貧乏になりまして、金策のために泣く泣くリグを手放しました。
これがトドメの一発になり、今日に至ります。

TVIが出てしばらく自局側の対策をあれこれと検討しました。
その結果として、最大の原因はアンテナの組立ミスであることに気が付きました。
上の写真において、エレメント間のメーカー指示寸法を示します。
Ra~D1の指示寸法表示640mmと、D3~D4寸法1,320mmを見較べると異常なことに
気が付きます。

アンテナは地上にて3分割して組立、2ヶ所のジョイントで接続して1本のアンテナにしました。
その過程で、真ん中のブーム(D1,D2,D3がついている)の前後をまちがえて
組み立てているように思えます。
簡単に対策をするのなら、アンテナをいちど下におろして、真ん中のブームを
180度反転して、再度ジョイントすれば良いことになります。
でも一人で修正作業をするには文字通り重荷ですので、タワーの作業台のところまで
降ろすにして、そこでD1,D2,D3のエレメントブラケットを緩めて、
寸法を測り直す方法が現実的なように思えます。

動くとしたら3月かな・・・
消費税が上がる前にリグを手配しないとね

以上、これは今年の公約ではなく私的なメモです、あくまでも(笑)
[ 2014/01/02 11:40 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

WSML改(4)番外編

20120512(6).jpg

番外編としてループエレメントの感想を少し。
このアルミダクトは繰り返して書きますが、フレキシブルなのが売りなのですが、
ここのところの強風でご覧のとおり変形しまくりです。
芯材がスパイラルに入っていますので破断はありませんが、曲がりすぎます(笑)
あまり気持ちの良いものではありませんので、翌日こそっとローテーターで180度反転させて
ふたたび反対側に変形させて復元させています。

これが大屋根の上で、ローテーター無しだとちょっと長期使用は無理っぽいですよね。
家庭での短期使用とか、移動に持ってゆくには適していると思いますが。

これからどうしようかなと思案中。
もう一度分解して、半分の長さにしてから、ループ2基に作りかえるか・・・
形を四角形にして変形しにくくするか・・・
いっそ他の素材で作りなおすか・・・
[ 2012/05/12 23:30 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

WSML改(3)

本日ローテータを可動できるようにセットアップしました。
最初にペルで、HP SPANのNFLが「のたうつ」現象の切り分けと思い、ATTで30dBを選択しました。
大変キレイにフロアが真っ平らになりました。たぶんこれでフロアーが「のたうつ」現象は
ペルへの過大入力であると言えるかと思います。

20120505-0001.jpg

アンテナの方位を少し修正して、地元のNHK第一放送(JOCK)が最大になる位置にし、その時のペル入力を
読み取ると-12.2dBmとなりました。ペルのADC Clipは-3dBm(プリアンプオフ)とのことですが、
点滅すると言うことは瞬間的にはそのあたりまで行っているのかもしれません。

20120505-0002.jpg

ローテータを回転させ、JOCKが最も弱くなるレベルを調べたところ、-31.2dBmとなりました。

20120505-0003.jpg

JOCKをNullにしたまま、HF SPANでATT OFFにしたのが次の画像です。
あいかわらず「のたうって」いますが、NFLが10dBほど改善されているようです。
わが家ではざっとこんなところです。

20120505-0004.jpg

JOCKをNullにすると、半島、大陸方面は正面になってしまいます。
切りたい対象局によって8の字指向性のループにしたり、カージオイドのDFにしたり、
使い分けをしなければならないのかもしれませんね。
[ 2012/05/05 22:35 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

WSML改(2)

昨日から今日にかけて強い風が吹いています。
その影響でアルミダクトループが大きく変形してしまいました。
この素材はフレキシブルなところがウリなので、この変形が当たり前、当然の結果です。
見た目は悪いのですが、気にしない、気にしない。

20120503-0001.jpg
[ 2012/05/03 20:49 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

WSML改(1)

ガレージ ド・グゥ(町工場の電気屋)さんのWSML改を設置しました。
3月末にお送りいただいておきながら、息子の大学進学と、私の仕事がくそ忙しくて、設置が延び延びになって
おりました。雑材料はぼちぼちと揃えてありましたので、GWの本日一気に組み上げました。

201204030-0001.jpg

アンテナエレメントはアルミダクトのφ75mmを使いました。
長さはのばし方が足りなかったのか3.8mくらいになりました。従って直径は1.2mくらいです。
上下のクロスマウントは抗菌クッキングまな板S、27x16x1厚cmにUボルトで自作しました。
割と簡単に作れたので、同じものをもう1セット下に設置しようかと考えています。

このアンテナにWSML改の組合せでは、地元中波局の方向に向いていないにもかかわらず
PerseusのADClipが点滅します。PerseusのATTを10dB入れて丁度良いくらいです。
しかし月曜早朝、地元局がS/offした後のここ一番ではATT OFFにしてフルゲインで使える余力が
ほしいので、この状態がただちにゲインオーバーとは思いません。

PerseusのHF SPANを掲載します。
ハイゲインな分だけノイズフロアーが高いのが気になります。

201204030-0002.jpg
[ 2012/04/30 19:05 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

AAA-1(3)到着しました!

わが家にもブルガリアから自分へのプレゼントが届きました。

AAA-1(1).jpg

手書きで「028」って書かれているが、いわゆるシリ番なんでしょうね。

AAA-1(2).jpg

室内インターフェイスのモジュラー部分をアップ。
なにもSTPのシールドを半田付けしなくても、正しく接触していればよさげな構造です。
そして、基板のGND~モジュラーのシールド~BNCのGNDまで一直線に共通でした(笑)

AAA-1(3).jpg
[ 2012/02/01 20:49 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

AAA-1(2)

このシステムには様々な特徴がありますが、前作のWSMLでも同じでしたが、給電線に同軸ケーブルを
使わないで、LANケーブルを代わりに使っているところが大きな特徴となっています。
これに関する説明文を読んでみました。

2.6 FTPケーブル

FTPケーブルは遮蔽されCAT5かCAT5eのケーブルです。それは4対のツイストペア線で構成されています。
この種のケーブルはたくさん存在しますが、市場には安かろう悪かろうの粗悪品が流通していることに
注意すべきです。
もっとも多い共通した問題は、ケーブルが標準的な電線径を持っていないことです。
基準となる電線径はAWG24(0.51mm)であるべきです。それが異なる場合には、コネクターへの圧着は
信頼できないかもしれません。さらに芯線が純銅ではない場合、損失はもっと高くなることでしょう。
他方で、2.10図に示すような、特に屋外使用のために設計されたより高価なケーブルがあります。
正常な高品質の一重編組線シールドタイプのFTPケーブルは、屋外環境でも問題なく数年間は使用
できるでしょう。

2.11図に示すRJ45モジュラープラグにケーブルを圧着しなければなりません。
とても安いモジュラー用の圧着工具が市場で出回っていますが、通常、問題なく数百回くらいの
圧着は可能です。このモジュラープラグはとても一般的なもので、パソコンショップで売っています。
モジュラープラグの圧着方法の大変良い例はYouTubeの動画でたくさん見ることができます。
ケーブルはストレートケーブルと呼ばれ、結線は2.12に示します。

(中略)
どのカラーのペアをどのピンに結線するかは重要なことではありません。
ただ一つ大事なことは、2本の信号線(7番と8番)は必ずペアのツイストケーブルでなければなりません。
(アンテナ側の)アンプ基板に接続するRJ45プラグは遮蔽されません。またそちら側を先に圧着する
方がよいです。2.13図で、反対側のプラグを圧着する前に、あらかじめ防水ケース用のゴムブッシュを
通しておくことを忘れないでください。
2.14図、2.15図で示すのは遮蔽プラグの組み立て方です。ケーブル内部のシールド線はプラグの
シールドケースに半田付けしなければなりません。こうすることで優れた接続ができます。

(アンテナ直下の)アンプ側のシールド線は接続しませんが、必要でしたら、グラウンド接地用に
短く出しておきます。パソコンネットワーク用に作られた出来合いのプラグ付きストレートケーブルは
同様に使うことができます。1-2、7-8がペア結線された出来合いのイーサネット用のストレートケーブルなら
この目的にふさわしく使うことができます。将来、新しいケーブルに交換する場合、ケーブルの極性を
確認することを忘れないでください(2-1項を参照)。

ケーブルの長さはケーブルの損失によって制約されます。
FTPシールドCAT5eケーブルは100mあたり下記の仕様となっています。
損失:1MHz 2dB、 10MHz 6.5dB、 50MHz 12dB
導体電気抵抗:9.0オーム/100m
受信機のノイズフロワーが低ければ、長いケーブルでも使用することができます。
たとえば、受信機のMDSが-140dBm@500Hzなら、100mのケーブルは10MHzで6.5dB信号とノイズレベルを
下げますが、アンプのノイズはまだ受信機のノイズフロアより10dB上にあるでしょう。
50MHzですと、大変感度が低下しますが、この長さ(100m)だとまだ受信可能でしょう。
電気抵抗のロスも考慮すべきです。前から言っているように、アンプ側のRJ45コネクタでの
DCの供給電圧は、最悪のケースで12.1V(あるいはCP8で11.8V)未満であってはなりません。
140mAの消費電流では電線1本あたり、0.14A×9オーム=1.3V/100mの直流電圧降下が予見されます。
私たちのケースでは、+用に電線を1本、-用に2本の電線を用意しました。
それは9+4.5=13.5オーム/100m、あるいは1.82V/100mの電圧降下を意味します。
電源電圧の選択時にはこれらの要求事項を考慮すべきです。

引用、ここまで

どうやら特性インピーダンスが100オームであるCAT5eを推奨しているようです。
そしてヘッドアンプ側はLANケーブルのシールドはフロートで、室内のコントローラー側で
GNDに落とすようにとも読めます。
コントローラーの内部ではRJ45とBNCの間にトロイダルコアを配して、アイソレートしているように
回路図に書かれています。しかし、もしかしたらLANケーブルのシールドとBNCのシールドは
GNDが同じかも知れません。人によってはPC-Perseus-AAA-1がすべてGND共通になることに
違和感があるかも知れませんね。
ノイズがなければナンでもよいのですが、さてどうなりますやら。
[ 2012/01/23 16:31 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

AAA-1(1)

まあ私もAAA-1をポチッとした一人なんですが、今のところ「お前のオーダーは化け化けでわからんぞ」とは
言われてないので、しばらく様子を見ていようかと思っています。
AAA-1をオーダーしなくても、元々ループアンテナを田の字にするつもりだったので、どのようにすべきなのか
原典を読むことにしました。

3.7 2/4 crossed parallel loops and symmetrical vertical dipole

3.20図に示すように、アンプのターミナルにループ(アンテナの端末)を接続してください。
J1aJ1b はONにせねばなりません。構造的にフレームを作る方が簡単なので、ループの
形状は正方形とします。
Loop Aモードでは、上段の2基のループがクロスドパラレルで動作します。
Loop Bモードでは、下段の2基のループが有効となります。
クロスドループモードでは、4つのループ全部がクロス接続され、もっとも高効率となります。
ダイポールモードでは上段の2つのループは回路がショートされ、垂直ダイポールの上半分となります。
また同じことは下半分にも当てはまります。
この構成は非常にFat化させた垂直ダイポールになると言えるでしょう。

このアンテナは写真3.21の(田の字を構成する)小さな1メートル四角(のフレーム)の側面に取り付けてあります。
ループの内部導体間の間隔は4~8cmです(ビニール被覆の線なので、ループを内部導体と表現)。
ループアンテナの合計面積は4平方メートルとなります。

ループアンテナ4面で田の字モードにしたときのインダクタンスは1μHです。
このアンテナは60MHzまで、スモールループアンテナとしての指向性があります。
このアンテナは大変ローノイズの良いアンテナです。
(写真の)アンテナは木枠の上に4平方ミリの絶縁被覆銅線で作りました。

なるほど~
では私は手持ちの19mmくらいのアルミパイプで田の字にしてみようかなと思います。
[ 2012/01/21 20:38 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

MMIC-AMP(4)

今日は昼間の暖かい時間帯に新しくアンテナを建てました。
庭の軍用ポールから道路側に約4m離して、足場用の鉄パイプ1.5mものを半分くらい地面に打ち込み。
その上端に、3.5MHzのロータリーダイポール用のクロスマウントを縦横逆に取り付けて、
そこから上にグラスファイバー工研のポール4mを取り付けました。

20120115(2).jpg

ループエレメントは4mのアルミパイプ3本をデルタ型に組み上げました。
アルミパイプ同士のジョイントは、アルミ箔をぐるぐる巻いてからインシュロックタイで締めあげた
仮設の状態です。これで良ければブラケットを作って締めつけますし、具合が悪ければ修正が
楽なようにパイプはできるだけ傷つけないようにしておきました。

20120115(1).jpg

写真で奥が軍用ポールを利用したステンレスワイヤー周囲長12mの従来のループで、
手前がアルミパイプ4m×3本の新ループアンテナです。
方角は従来は北東-南西でしたが、今回は北北東-南南西に固定しました。

ヘッドアンプは従来のアンテナからMMIC-AMPを移設しました。
従来はJOCKに対してほぼ向いていて、信号強度はPerseusで-19dBmくらいでしたが、
新アンテナでは-14dBmくらいになっています。PerseusではADC-CLIPの赤文字が時々点滅します。
しかしPerseusに悪影響を与えるようなシーンは全然なく、微妙なところでアンテナ、ヘッドアンプ、
Perseusがバランスがとれているような気がします。

このアンテナでしばらく感触を確かめて、次はあえて小さくしつつ、PCL化してみる予定です。
[ 2012/01/15 19:56 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

MMIC-AMP(3)

いままでわが家では、中波EXバンドがまるで「大蛇がのたうちまわる」ようなノイズ波形をしていました。
その原因の究明には至りませんでしたが、わが家だけの現象ではないことが近くのOMさん宅でも
確認させていただくことができ、環境要因かと半ば諦めていました。

今回導入したMMIC-AMPでは驚くことに中波EXバンドのノイズフロアーはフラットです。
「うねり」も「カーブ」もありません。
今までは聞く気も起らなかった北米中波を、昨夜久しぶりに見てみました。
下の画像は23:37頃のPerseusのコントロール画面のキャプチャです。
EXバンドでは10kHzおきにツンツンと波形が見られますし、インバンドにあっても1550kHz、1560kHzなどは
相当強く入っています。

20120108(1).jpg

あと10dBノイズフロアーを下げられたら、目的局のS/N確保に大きく寄与するのだけど
名古屋市の住宅街にあって、隣家との間にはさまれた小さな庭ではなかなか難しいものがあります。
でも直下アンプが変わったことでこれだけ改善されたのですから、きっと近い将来にはかなり
克服されるような期待を持っています。
[ 2012/01/09 08:38 ] アンテナ | TB(0) | コメント(2)

MMIC-AMP(2)

ガレージ ド・グウ(町工場の電気屋)さんのMMIC-Hybrid AMPを使っておりますが、どうやらPerseus程度では
役不足のようで(笑)、アンプが先にオーバーロードすることは無さそうです。

そこで、なんとかしてこのアンプの実力を受信機に生かしたいと思い、またまた小道具を作ってみました。
作ったのは、CMC+CMC+GaISOのハイブリッドフィルタです。

CMC-CMC-GaISO.jpg

CMC+CMC+GaISOなどと書きますとなんかご大層でイヤなのですが、実態はトロイダルコア活用百科で
いうところの、フロートバラン+フロートバラン+アイソレータです。
アイソレータには直流カット用のコンデンサは使っておりません。
これを受信機側にセットするのであれば、Perseusへの直流防止の観点からコンデンサの挿入は効果的ですが、
このMMIC-Hybrid AMPはもともとは直流を同軸ケーブルに重畳させていないので、コンデンサが不要で
あるばかりか、アイソレータで切り離しができるメリットがあります。
これを使って同軸ケーブルに乗る不要波を減衰させ、MMIC-Hybrid AMP本来のローノイズな性能を生かそうと
考えた訳です。

PerseusのPC画面で見ますと、いろいろなバンドでNFL:ノイズフロアーレベルが-120dBmを切るようになって
きました。もしかしたらこれら小道具の挿入損失がATTになって、NFLを下げているだけなのかもしれませんが、
-120dBmはPerseusではS=1くらいに相当しますから、ここ名古屋市内では、私にとっては夢のようなNFLと
なっています。
たいした事例にはなりませんが、本日Perseusで聞き流していたところから、動画カットしました。


[ 2012/01/08 17:20 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

MMIC-AMP(1)

ガレージ ド・グウ(町工場の電気屋)さんのMMIC-AMPに取り替えました。
このアンプの特徴は高利得ながら相互変調特性にすぐれ、なおかつ低雑音であることです。

私のループアンテナは逆三角形で一辺が4mあります。
このアンプを接続すると、NHK第一放送がサイドでも-25dBmほどで入る強電界地区なのですが、
9kHz離れた隣接chで受けるサイドスプラッシュは、これまで使ったどのアンテナよりも優秀です。
また、以前使っていたALA-1530Sでは中波EXバンドが、大蛇がのたうちまわるようにノイズ波形が
乱れていましたが、このアンプではそんなことは全然ありません。

中波DXとしては定番ですが昨夜の録音から掲載します。



↑ 2012年1月2日1945UTC 1548kHz Moldova,TWR

これからしばらく、このアンプの使い込みをレポートしたいと思います。
[ 2012/01/03 20:04 ] アンテナ | TB(0) | コメント(3)

BCL-LOOP6.1(4)

効果は怪しいながら、数々のノイズ対策を施したので、久しぶりにBCL-LOOP6.1の周波数特性を
PerseusのHF Spanで見てみました。

BCL-LOOP6.jpg

↑ BCL-LOOP6.1のHF Span
スパンは0~20MHzまで。-100dBmに定規をあてがったようなノイズフロワーレベルが特徴です。
もっとも強力なのが729kHzのNHK第1で、-25dBmほどです。
ループエレメントは2mmのステンレスワイヤーで周囲長は13mくらいです。

ALA1530S SL ZCAT4x2

↑ ALA1530S Screened LoopのHF-Span
ループエレメントは75Ωの安物の同軸ケーブルS-5C-FB約12mです。
そのままでは過大入力でPerseusがAD CLIPしてしまうので、左右のループエレメントにクランプコアを
各4個入れてALAユニットへの入力レベルを下げてあります。また室内I/Fは増幅なしのBCL-LOOPのもので
兼用しました。
このクランプコアが原因なのか、6MHz~12MHzのNFLが高いです。クランプコアを左右8個ずつに増やすと
この底上げの傾向はさらに顕著になりました。
やはりこのALA1530S Screened Loopを使うには、小さなループ径にしないとダメです。

BCL-LOOP6.1はALAと比較すると使いやすいです。
一番良い点は、使うループアンテナのサイズに合わせて、自分の納得するポイントにゲインコントロールが
できることです。ノイズの多い大都市の郊外住宅地ですから、むやみやたらとゲインを上げても
良いことはありません。
ネット掲示板で10kHzおきにX-Bandが音になっていると書かれていても、Perseusで波形が見えるだけで
こちらでは少ししか音になりませんが、そんなものだと思うしかありません。
[ 2011/10/16 18:23 ] アンテナ | TB(0) | コメント(4)

BCL LOOP6.1(3)

本日はBCL LOOPのゲイン調整を少ししました。
16mbの5kHzステップ以外のところに少しゴミが出ていたのでゲインを下げました。
WellbrookのALAシリーズだと、こういう細かいことができないので、BCL LOOPでは助かります。
その時に撮影しました。

20111002(1).jpg

ケースは未来工業の屋外防水ボックスです。
クランプコアを2個入れているのは、ケース内部での位置調整のためです。
ケース内部ではユニットを固定していないので、そのままだと出力のBNCコネクタがボックス外に
半分くらい露出してしまいます。それを防ぐためにクランプコアでかさ上げしています。

土日のお昼前後はフィリピンのPBS,Radio Philippineをのんびりと聞くことがあります。
本日も17700kHzが良好でした。


[ 2011/10/02 15:07 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

BCL LOOP6.1(2)

ガレージ ド・グウ(町工場の電気屋)さんのBCL LOOP6.1をサイズアップしてみました。
いままでは一辺90cmの三角形×2のいわゆるPCLでした。これを一辺4mの逆三角形にしました。

20111001(1).jpg

エレメント材は同じで2mmのステンレスワイヤを使いました。
上辺はグラスファイバー工研の4mのポールの中を通しています。
逆三角形の中心を金属ポールが貫いていますが、あまり気にしないことにしています。

最初はPerseusのADコンバータが激しくクリップするかと心配して、BCL LOOP6.1側のVRは最少感度まで絞り、
Perseus側は内蔵ATTを30dB入れておきましたが、全然問題なく、最終的にはBCL LOOP6.1側はフルゲイン、
Perseus側もATTスルーに落ち着きました。
しかも、室内インターフェイスはWellbrookのアンプ内蔵型を使っていますが、それでも大丈夫でした。
これはBCL LOOP側がゲイン最大の位置とはいうものの、私の家が強電界地区ということで、
もともとゲイン調整幅を控えめに設定してもらっておいたからという理由もありますし、
あらかじめNHK第一をNull方向にしておいたこともあります。


久しぶりにSIBC(ソロモン)を聞いてみました。


[ 2011/10/01 22:11 ] アンテナ | TB(0) | コメント(2)

BCL LOOP6.1 (1)

20110925.jpg

ガレージドグゥさんのBCL LOOP6.1を設置しました。
ループエレメントはステンレイワイヤφ2mmで、一辺が90cmの全周270cmです。
これを上下対称の8の字型にPCL化させました。

ゲインコントロールを目一杯に回して強くしましたが「静か」そのものです。
やはりこんな小さなループアンテナではバランスが悪いようです。
でも31mbのブラジル局はそれなりに聞こえましたので、アンテナを含めた総合感度は抑え気味ながら
しっかりと受信できているようです。

しかし当家で当たり前に受信できている路側放送や中波EXバンドがまともに聞こえないのは
ちょっと感度を抑え過ぎだと反省し、次の機会にはもう少し大型化したいと思います。
[ 2011/09/25 22:04 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

シールドアンテナ(1)

ノイズが少ない受信へのアプローチとして、ロケーションを変えられれば一番良いのですが、
Perseusのリモートコントロールでかなり環境が整ってきましたが、通信線インフラの整備、
電力線の確保など、まだまだハードルが高いです。

そんなわけで、自宅でできることからノイズ対策を考えるのですが、これだけ家庭電化製品が増えると
一体全体どの機器がノイズ発生源だなんて容易にはわかりませんし、仮に運良く一つをつきとめたにしても
2番手、3番手がモグラたたきのごとく現れて、とうとう頭をかきむしって投げ出すこととなります。

アンテナをノイズに強いものにすることは、ロケーション変更、ノイズ発生源対策に比べると
いかにも消極策ではありますが、現実的にはそうするしかないのが多くの皆さんに共通したところではないでしょうか?

アンテナでノイズを排除しようと考えると、スモールループアンテナを始めとした小型アンテナの
Nullを利用した受信方法です。しかし、これには前提条件があって、ノイズの到来方向が明確でないと
意味をなしません。つまり自宅は言うに及ばず、隣近所にノイズ発生源がある場合には、アンテナを
どこに向けてもノイズだらけになってしまいます。
でも、もしかしたら、ノイズが大きく落ち込むポイントが見つかればもうけもの。
そんな都合のよい話で進めてゆきます。

ループアンテナには天頂部に数センチのギャップを設けたシールドループが古くからあります。
アンテナをシールドすることによってノイズによる影響を少なくしたり、近接の金属物による擾乱で
指向性が乱れないようにするのが目的です。
これをフラッグアンテナに代表される「一点抵抗装荷型」ループアンテナに応用できないかと
考えました。目的はカージオイド特性の確保と、フラッグアンテナの近接物からの影響軽減です。

同軸ケーブルをループエレメントに利用するアンテナのシミュレーションは、フリーソフトでは
たぶん無さそうなので、面倒くさがらないで自分でトライするしかなさそうです。
ネットで拾った実例を一つだけ引用します。

マイクロウェーブ ファクトリー株式会社
ループアンテナMLA101

pic-mla101.gif
「MLAシリーズは、一点抵抗装荷型シールドループアンテナです。
対応周波数の波長に対応し非常に小さな直径のループアンテナで、
ループ導線上の電流分布がほぼ一定となる微小ループアンテナです。
微小ループアンテナは、微小ダイポールとくらべ電界雑音の影響を受けにくく、
実効高が簡単に計算できることから、磁界測定などに適しております。」
[ 2011/09/17 10:40 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

エルメスループアンテナ

エルメスループ、このファッションや皮革製品のブランド名みたいなループアンテナの名前を
思い出される方は、WSMLの原典福永さんによる和訳を読まれた方かも知れません。

hermesloop(2).jpg

その中で引用されていたループアンテナ、これが Hermes Loop です。
なぜにエルメスなのかは知りませんが、想像するに馬の鞍のようにも見えることから、
馬具製作で創業したエルメスに因んだのでしょうか?

それはともかく、先日ネットでぐぐっておりましたら、偶然にもこの写真の「原典」を見つけました!
APERIODIC LOOP ANTENNA ARRAYSと表題の付いたpdfでした。
このアンテナはUnited States Antenna Products 社の製品で、このpdfは同社のカタログコピーのようです。

こんなのが商品化されていたら、受信用に関して言えばロンビックもログペリも不要な気がします。
ある程度の敷地が必要なのは当然ですが、アンテナが小型ですし、地上高が断然低いですから
台風や地震には相当有利に思えます。
野辺山の電波望遠鏡は小さなパラボラアンテナのアレイもあります。それをイメージさせてくれます。

どういう仕組みになっているのでしょうか?
おそらく位相合成の固まりだと思いますが、とても興味があります。
[ 2011/09/14 22:05 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

ダブルギャップシールドループアンテナ

ダブルギャップシールドループアンテナ、この耳慣れないループアンテナは東北大学の藤井先生の
考案された、ノイズに強いアンテナだと承知をしております。もちろん学術的には数々の特徴が
あることとは思いますが、アマチュアから見た一つの特徴がノイズに強いという印象なのです。

かって私が上げていたWeb pageであるDX with ALA1530に、藤井先生による簡単な解説を
並四さんのご尽力で掲載させていただきました。先般このサイトの復刻版を世に出すにあたり、
藤井先生によるダブルギャップシールドループアンテナのページもあわせて復刻いたしました。

私の当時の実験は、同軸ケーブルをループアンテナのエレメントとして使い、途中で切断して、
切断点から先を再びショート(短絡)させた同軸ケーブルにするスタイルでした。
つまり藤井先生の解説の中に出てくる「金属棒」に相当するところをショートさせた同軸ケーブルで
作りました。
そしてキモとなる180度ハイブリッドはR&Kのカタログ品を使いましたが、完成したループアンテナは
どう見てもノイズに対して際だった特徴は見いだせませんでした。

本日ふと考えていて、180度ハイブリッドの二つのポートとも当然のことながら50オームの仕様なのに
私は途中で切断、そしてショートさせた同軸に再接続したものを接続してしたのですから、
これは普通に考えれば50オームではなかったように思います。
180度ハイブリッドが全然動作していなくて、結果としてアンテナの仕様が出せなかったのだと
思いました。
その点、OYA316はどうだったのかとか、越郷屋さんのダブルギャップはどうだったのかと
いろいろと比較させていただかなくてはいけないのですが、インピーダンスをどう処理するのかが
新たなキモとなりそうな予感がしております。
[ 2011/09/11 15:52 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

Nobori-flag antenna(3)

「のぼり」フラッグの解析を進めながら、少しだけ性能も追い込みました。
今までの問題点は、・・・

・水平面の指向性に偏りがあった
・打上角を追い込んでいなかった
・広帯域特性の検証をしていなかった
・同軸ケーブルの引き出し方向を検証していなかった

まず今回のシミュレーションに使ったモデルです。

20110827(4).jpg

縦長のループになります。
それも極端な縦長で、言うならば昔のテレビフィーダーのような感覚です。
寸法は縦4,000mm(つまり4メートル)、横11mmです。これを地上高1メートルにしました。

20110827(2).jpg

↑水平面の指向性は完全な無指向性となりました。編波面は垂直で、水平成分は極めてゼロに近いです。

20110827(1).jpg

↑1MHzでの打上角は29度、真上から下に向かって極めて鋭い落ち込みが特徴です。

20110827(3).jpg

↑長波から10MHzくらいまで振っても、この指向性は変わりません。
利得は低周波数で低く、周波数が高くなるにつれハイゲインとなります。
ゲインは0.5MHz(-13.29dBi)~10MHz(-3.87dBi)で、この手の広帯域受信アンテナとしては高すぎます。
一方、インピーダンスは非同調ループアンテナの特徴で0.5MHz(0.192Ω)~10MHz(1.532Ω)と
なりました。しかしながらリアクタンスが強烈で0.5MHz(-j25144)~10MHz(-j2010)となりました。
このリアクタンス分のさばき方で、最終的な指向性、利得が大きく変わることも危惧されます。

20110827(5).jpg

↑これが「饅頭がひしゃげた」パターンです。

給電部は縦のエレメントの中心になります。その対面の縦エレメント中央にはコンデンサを装荷します。
このあたりがT2FDのミニチュア版にも見える形状ながら、まるで違う動作になる要因かと思われます。
同軸ケーブルは上図のようにエレメントから直角に引き出します。
これを自然に垂れ下がる場合でシミュレーションしましたが、水平、垂直とも大きく指向性が乱れました。

次は給電方法を考えてみます。
[ 2011/08/27 20:58 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

Nobori-flag antenna(2)

なかなか言葉だけですとイメージがわかないので、MMANAよりカットして貼り付けます。

Nobori-flag(1).jpg

↑この例では、給電点は底辺で、縦のエレメントにコンデンサを装荷しています。

Nobori-flag(2).jpg

↑ちょっとバランスが崩れていますが、ほぼ無指向性です。
[ 2011/08/25 20:49 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

Nobori-flag antenna

"Nobori-flag antenna"ってなんのこっちゃですよね、普通は。
新装開店とかで店頭に飾る、あの「のぼり」のことです。
その形をイメージしたフラッグアンテナなので"Nobori-flag antenna"という造語にしました。

「のぼり」ですから縦型です。
まだMMANAでシミュ中ですが、基本的に縦型ながら、装荷する抵抗なりコンデンサ!なりで
またその挿入位置、給電点により指向性がというか、動作が変わります。

例えば底辺50cm、縦辺4mの「のぼり」の底辺で給電し、部品を適切な位置に挿入すると
水平面は無指向性ながら、垂直面は中心部が真上から下に向かって抑圧された「饅頭がひしゃげた」
パターンになります。給電が同じで部品や位置を変えると、8の字になります。
私はこの「饅頭がひしゃげた」ようなパターンが打上角が低くて興味をひかれました。
無指向性ですから、アンテナはローテータで回転させる必要はありません。
底辺はたったの50cmですから、近接物による擾乱さえ避ければ、どこにでも設置可能です。

こんな説明だけでは怪しさ満点ですが、いずれまたMMANAのシミュレーション結果を
ご報告できればと思います。
[ 2011/08/24 22:45 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

BCL-LOOPとタケミツエレメント

ガレージ ド・グウ(町工場の電気屋)さんのご厚意で、BCL-LOOP 1Tr版をモニターさせて頂く機会を得た。
おそらくコンセプトとしては、小型、軽量、ローコストだろうと思い、使うループアンテナのエレメントも
同じ狙いにしてみた。

20110811(1).jpg

ガレージ ド・グウ(町工場の電気屋)さんから届いたのはこれらで全部。
アンテナ直下の屋外アンプユニット、電源供給を兼ねた室内ユニット、それに電源コード。
電源はアマ無線用に所持していた大型のものから、電圧が13.8Vになるように設定して使用。
屋外ユニットに3端子レギュレーター78L10が使われているので、供給する電圧は12~15V程度かと思う。

20110811(2).jpg

このアンプユニットに組み合わせるアンテナを何にしようかと悩んだ。
私がALA1530S Screened Loopで使っている現用のエレメントは、同軸ケーブルS-5C-FB×12mの
ものだが、冒頭に書いたようにそれでは私が勝手に想定したコンセプトから外れてしまう。
そこで今回は徹底してローコストながら、今はやりのFat化を意識したタケミツアンテナに
しようと考えた。
用意するものは新聞紙。これを幅3~4cmになるように丸めながら折りたたんでゆく。
上の写真のように芯材を補助的に使うと効率が良い。

20110811(3).jpg

↑ 出来上がった4本の新聞紙利用のカタナ、これがタケミツアンテナの中身となる。
このままでは厚みが不均一なのと、紙とは言え復元力が働くのでローラー状のもので平らにする。

20110811(4).jpg

↑ カタナを平らにしたら、縦一列に並べて、セロテープで接続する。

20110811(5).jpg

↑ ホームセンターで買った厚手のアルミフォイルを3mほど引き出して床にのばし、さきほど作った
カタナを置き、それを芯にして巻いて行く。

20110811(6).jpg

↑ 全部巻き終わったら、もう一度ローラーをかけてから、幅広のセロテープで補強。

20110811(7).jpg

↑ 芯材が新聞紙で柔らかいので、このように丸めても平気だ。チョイペや家族旅行の荷物としても
全然苦にならない容量と重さだ。

20110811(8).jpg

↑ グラスファイバーのポールに竹をくくりつけ、それに完成したタケミツエレメントを固定した。
これで1シーズン屋外に放置とか、それは無理だが、前述のようにチョイペとか、一週間に一度だけ
国内地方局のアニメ番組をチェックするとかなら十分だろう。

今回モニターさせていただいたガレージ ド・グウ(町工場の電気屋)さんの、BCL-LOOP 1Tr版
「ここまでシンプルにしても遊べる」ことを追求したもので、本格的なDXingにはALAシリーズを
始めとした本格派に席を譲ることになる。
このエレメントを使ってPerseusで受信すると、中波も短波もガサつき、本来電波のない周波数で
中国語が聞こえたりする。しかしPerseusの場合、内蔵のATTを10dBないしは20dB入れることにより
大変すっきりとした受信状態が得られた。
更なる調整を望むなら、屋外ユニットを開封して、感度調整のVRを少しだけ絞るとより効果的だ。

繰り返すが、このユニットは小型、軽量、ローコストを生かしてお手軽、お気楽にBCLを
楽しんでいただくためのものだと思う。こうした楽しみ方を待望されているBCLやラジオファンも
きっと多いと思う。そうした方々にとって朗報となることを祈念して、モニターレポートとする。

追記:次回のアンテナ記事を書くまでは、このアンテナシステムが拙宅のPerseus サーバーに
接続されています。マップより見つけていただき、試聴をお願いします。ただしPerseusのATTを
入れることをお忘れなく!

[ 2011/08/11 17:50 ] アンテナ | TB(0) | コメント(2)

デルタフラッグアンテナ(5)

前編までのシミュレーションで、デルタ・フラッグは正三角形くらいの縦横比率のときにF/B比が最良に
なりそうなことがわかりました。
本編では底辺8m×高さ7mを継承しつつ、底辺までの地上高を変えてシミュしてみます。
次のExcelシートからのカットと、折れ線グラフをご覧ください。

Delta-Flag8mx7mxH(1).jpg

Delta-Flag8mx7mxH(2).jpg

1mから12mまで地上高を変化させました。
1mと2mではF/B比があまり良くありませんが、3mから上では大きなあばれはなく、F/B比でいえば5m程度が
もっとも良い高さとなりました。その間、フロントゲインは高さの上昇とともに下降傾向にありますが、
その低下率は極めてわずかです。
底辺までの地上高を3mとか5mに抑えられることは大きなメリットです。
[ 2011/07/30 22:36 ] アンテナ | TB(0) | コメント(2)

デルタフラッグアンテナ(4)

アンテナは大きいに越したことは無いとか、大きければイイというもんじゃないとか、いろいろな考え方があると
思います。Ham Journal No.100で山村OMが指標にしたのは「人工雑音レベル(郊外)と銀河雑音レベルとの中間くらいを狙っておけばよい」。そして「都市部の局ではノイズ・レベルが高いですから、もっと小さなアンテナでも
十分なSN比が得られると思います」と書かれています。

敷地最大の寸法で設計することは冥利に尽きるとは思いますが、アンテナ端が隣家に接近し、不要なノイズをも
ピックアップするリスクを否定できません。そこで隣家から5m以上離すことを念頭に、底辺寸法8mのものを
解析してみることにしました。

条件は、周波数1000kHz、底辺の地上高1.5m、最適化はマッチングを優先します。

Delta-Flag8mx4m.jpg底辺8m×高さ4m
後方にウサギの尻尾状のローブがあり、
F/Bは-22.02dBと表示されています。

Delta-Flag8mx5m.jpg底辺そのまま8mで、高さを5m
バックローブは少し小さくなって、F/B:-25.80dB

Delta-Flag8mx6m.jpg底辺はそのままで8m、高さは6m。
バックローブはかなり小さくなり、F/B:-34.39dB

Delta-Flag8mx7m.jpg底辺8m×高さ7m、ほぼ正三角形になっています。
この時、F/Bは-39.09dBに達しています。
F/B比を優先させれば、まだ最適化できそうですが、
アンテナとしてのマッチングを優先させています。

Delta-Flag8mx8m.jpg底辺はそのままで8m、高さも8mです。
バックローブは増加に転じ、F/B:-29.63dB
やはり正三角形あたりがよさそうです。
ただしフロントゲインは高さに比例して増加傾向にあります。

その結果、底辺18mのものと同じ傾向を示し、フロントゲインは高さが増すごとに上昇するも、F/B比は正三角形
あたりが最適となりました。底辺が18mでも8mでも同じ傾向を示すと言うことは、Delta-Flagの性質とみなすことが
できると思います。

次はアスペクトを正三角形と定め、地面から底辺までの地上高を変えて検討してみたいと思います。
[ 2011/07/29 23:11 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

デルタフラッグアンテナ(3)

アンテナは与えられた敷地内で「張れるものを張る」、ただそれだけなので行きあたりばったりでも
よいのですが、事前に机上計算しておけば、暑いさなかに屋外労働をする時間も短くて済みますし、
必要な材料もムダなく揃えられるというものです。

最初は道路と並行にmax20mの底辺で検討を始めます。
底辺の長さはmax20mに対して、両端を各1m絶縁ロープで展帳するため18mとします。
高さは8mからスタートして、適切なところを解析します。
次の図は、アンテナシミュレーションソフトMMANAで描いたものです。

Delta-Flag18mx8m.jpg

底辺が18mということは、高さが15.59mの時に正三角形となります。
それに対して高さが8mですから、随分ひしゃげた二等辺三角形というべき形です。
これを1mずつ高さを上げてゆきますと、得られるデータはこんな感じになります。
条件:周波数は1000kHz、マッチング優先

高さ  終端抵抗  R   jx      利得      F/B
------------------------------------------------------
8m   934.9Ω  936.9Ω+0.009  -35.87dBi  -21.39dB
9m   949.2Ω  951.2Ω-0.009  -34.83dBi  -21.90dB
10m   962.2Ω  964.3Ω+0.019  -33.88dBi  -25.16dB
11m   975.0Ω  977.2Ω+0.058  -33.00dBi  -27.20dB
12m   986.9Ω  989.6Ω+0.742  -32.20dBi  -29.54dB
13m   998.9Ω  1002.0Ω+1.307  -31.45dBi  -32.20dB
14m   1008.5Ω  1013.5Ω+4.539  -33.75dBi  -33.75dB
15m   1026.7Ω  1029.3Ω+0.032  -30.10dBi  -34.39dB
16m   1039.2Ω  1041.9Ω-0.026  -29.48dBi  -32.05dB
17m   1052.2Ω  1055.0Ω+0.025  -28.90dBi  -29.61dB
------------------------------------------------------
解析結果を見ると、前方利得は高さが高い方が有利です。
それに対してF/B比は正三角形となる、高さ15mが良いようです。

MMANAの最適化を使うと、例えば8m高でもF/B比を-32dBくらいにすることはできますが、
終端抵抗だけではマッチングのとれない状態となりますので、その場合は正三角形を維持しながら
ダウンサイジングすることになるのではと思います。
[ 2011/07/27 20:44 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)

デルタフラッグアンテナ(2)

自宅見取図

Googleの航空写真で何年か前のわが家をキャプチャしてみました。
その画像にアースポイント、ポールなどの位置をプロットしてから、設置可能最大サイズのフラッグアンテナの
大きさを落としてみました。
家屋をまたいで逆V型のスモールビバレージもアリかも知れませんが、その場合、センターポールを
新設しなければならず、まずは既存の設備を流用することから考えました。

庭の中央にあるポールは軍用のジャンク品で3段伸縮、フルアップで約5mあります。
この位置をセンターにして西南西向けに底辺24mが1基と、西北西向け底辺22mが1基です。
さらに道路と並行に底辺20mが1基の合計3面を候補にあげました。

次のステップではMMANAを使って、与えられた条件の中でより良いものを考えてゆきます。
さらに指向反転、終端抵抗遠隔制御もできれば自分としては満点かな?
[ 2011/07/23 20:47 ] アンテナ | TB(0) | コメント(0)
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Author:加藤
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